RISK CLASSIFICATION

危険度分類基準

公開区分:PUBLIC対象分類:Class 0–5資料状態:運用中

分類基準について

危険度分類は、区域内で現在までに確認された現象、帰還可能性、環境安定性、身体・認知への影響を基に設定される暫定評価です。低い分類は、安全性を保証するものではありません。

Class 0

公開見学区域

一般見学者および教育機関向けプログラムで立ち入り可能な、継続的な安全管理下にある区域。

分類名公開見学区域
概要一般見学者および教育機関向けプログラムで立ち入り可能な、継続的な安全管理下にある区域。
判断基準
  • 公開範囲と見学経路が固定されている
  • ILLMIA職員または認定された引率者が同行する
  • 見学前後に人数確認と体調確認を行う
  • 指定された展示物および設備以外には接触しない
  • 安全性を恒久的に保証する分類ではない
入域可能者一般見学者、教育機関向けプログラム参加者、引率者および担当職員。
必要な承認実施が承認された公開見学または教育プログラムへの参加手続き。
行動人数職員または認定された引率者を含む団体行動。単独行動は不可。
許可される活動指定経路内での見学、教育活動、許可された展示物の観察。
主な禁止事項列から離れること、走行、経路外移動、指定外の扉・壁・照明設備・展示物への接触。
再評価条件見学経路または設備の変化、参加者への身体・認知影響、帰還確認上の不一致が確認された場合。
Class 1-A

低危険度区域

既知の入口、帰還経路および指定観察経路が比較的安定している区域。

分類名低危険度区域
概要既知の入口、帰還経路および指定観察経路が比較的安定している区域。
判断基準
  • 通信、照明、経路に重大な不安定性が確認されていない
  • 既知の入口と帰還経路を継続的に確認できる
  • 許可範囲内で簡易的な接触調査を実施できる
入域可能者入域許可を受けた職員、調査担当者および同行を承認された外部協力者。一般見学者は入域不可。
必要な承認対象区域への入域許可および担当職員による実施確認。
行動人数職員同行の複数名。単独行動は禁止。
許可される活動短時間の観察、写真撮影、簡易測定、許可範囲内での簡易的な接触調査。
主な禁止事項一般見学、単独行動、許可範囲外での接触および経路外移動。
再評価条件通信・照明・経路の不安定化、未知構造の出現、身体または認知への影響が確認された場合。
Class 1-B

低危険度区域

重大な危険は確認されていないが、経路、構造物、物体または環境条件に未確認要素が残る区域。

分類名低危険度区域
概要重大な危険は確認されていないが、経路、構造物、物体または環境条件に未確認要素が残る区域。
判断基準
  • 重大な危険は確認されていない
  • 経路、構造物、物体または環境条件に未確認要素が残る
  • 通信状態、滞在時間および帰還経路の継続確認を要する
入域可能者入域許可を受けた職員および調査担当者。必要に応じ、承認された外部協力者。
必要な承認対象区域への入域許可と、指定経路・観察範囲の事前確認。
行動人数複数名での行動を必須とする。
許可される活動指定経路内での観察、写真撮影、非接触測定。
主な禁止事項指定経路外への移動、未確認構造物・扉・物体への接触、単独行動。
再評価条件状況変化、帰還経路の不安定化、身体・認知影響が確認された場合はClass 2への再評価対象とする。

比較 Class 1-A / Class 1-B

両分類はいずれも一般見学を認めない低危険度区域ですが、未確認要素と接触調査の扱いが異なります。

比較項目Class 1-AClass 1-B
区域の安定性入口、帰還経路、指定観察経路が比較的安定。重大な危険は未確認だが、経路や構造物などに未確認要素が残る。
行動人数職員同行の複数名。複数名行動を必須とする。
指定経路指定観察経路を使用。許可範囲を事前確認する。指定経路外への移動を禁止する。
接触調査許可範囲内で簡易的な接触調査が可能。未確認構造物、扉、物体への接触は禁止。
通信および帰還確認重大な不安定性がないことを実施前後に確認。通信状態、滞在時間、帰還経路を行動中も継続確認。
許可される活動短時間の観察、写真撮影、簡易測定、許可された接触調査。観察、写真撮影、非接触測定。
再評価条件異常または環境変化が確認された場合。状況変化または身体・認知影響が確認された場合、Class 2を含め再評価。
Class 2

注意区域

経路変化、通信不安定、軽度の身体または認知影響などが確認される区域。

分類名注意区域
概要経路変化、通信不安定、軽度の身体または認知影響などが確認される区域。
判断基準
  • 経路変化または通信不安定が確認される
  • 軽度の身体・認知影響が確認される
  • 事前に滞在時間と退避条件を設定する必要がある
入域可能者承認された調査班、観察担当者および安全管理担当。
必要な承認調査計画書と安全管理担当の承認。
行動人数班単位または複数名。
許可される活動計画書で定めた観察、記録、測定および限定的な調査。
主な禁止事項一般見学、教育利用、単独行動、退避条件を定めない入域。
再評価条件経路変化の増大、通信断、影響の長期化、帰還困難または遭難事例が確認された場合。
Class 3

危険区域

帰還困難、空間変化、長時間滞在による影響、遭難事例が確認される区域。

分類名危険区域
概要帰還困難、空間変化、長時間滞在による影響、遭難事例が確認される区域。
判断基準
  • 帰還困難または遭難事例が確認される
  • 空間変化や長時間滞在による影響がある
  • 回収計画を含む事前準備を要する
入域可能者承認された調査班、安全管理担当および回収計画に含まれる担当者。
必要な承認安全担当および危険度評価部の承認。
行動人数班単位でのみ入域可能。
許可される活動承認された目的に限定した調査、観察、記録および回収準備。
主な禁止事項単独調査、一般見学、教育利用、通常業務としての無制限な反復調査。
再評価条件死亡・重度障害・複数名遭難・不可逆的影響の可能性、または既定の回収手段が成立しない状況が確認された場合。
Class 4

高危険区域

死亡、重度障害、複数名遭難、不可逆的影響の可能性がある区域。

分類名高危険区域
概要死亡、重度障害、複数名遭難、不可逆的影響の可能性がある区域。
判断基準
  • 生命または身体への重大かつ不可逆的な影響が想定される
  • 複数名の遭難または回収困難の可能性がある
  • 通常の観察任務を成立させる安全条件が不足している
入域可能者限定された調査班、回収担当および安全管理担当。
必要な承認支部長または上位管理者による特別承認。
行動人数任務ごとに限定された班編成。人数と役割を事前に固定する。
許可される活動特別承認された目的に限る。通常の観察任務は原則として実施しない。
主な禁止事項通常調査、一般見学、教育利用、目的・滞在時間・撤退条件が未確定の入域。
再評価条件通常調査が成立しないと判断された場合はClass 5を検討する。危険要因の低減が継続確認された場合も再評価する。
Class 5

立入禁止区域

通常調査および通常の回収活動を実施できない区域。

分類名立入禁止区域
概要通常調査および通常の回収活動を実施できない区域。
判断基準
  • 通常調査と通常回収を安全に実施できない
  • 区域への入域より入口・接続点・周辺区域の監視を優先する
  • 公開可能な入域手順または位置情報を設定しない
入域可能者通常入域者なし。封鎖措置、緊急対応または特別な回収任務に指定された者に限る。
必要な承認通常入域の承認制度は適用しない。例外対応は個別判断とし、具体的手順は公開しない。
行動人数通常入域なし。例外対応の編成情報は公開しない。
許可される活動入口、接続点および周辺区域の監視、封鎖措置、必要な緊急対応。
主な禁止事項通常調査、通常回収、一般見学、教育利用および承認されていない入域。
再評価条件入口・接続状態または周辺への影響が変化した場合。分類を下げる場合は、帰還可能性と環境安定性の継続確認を要する。